『Hugin』は初心者でも360度パノラマ写真を簡単に作れるフリーソフトです

『Hugin』は初心者でも360度パノラマ写真を簡単に作れるフリーソフトです

この記事ではパノラマ作成ソフトである『Hugin』について解説していきたいと思います。

Huginには初心者でも360度パノラマ写真を簡単に作れる環境が整っています。

例えば、

  • ①フリーソフトである。
  • ②インターフェイスで日本語を選択できる。
  • ③ネット上に情報が多い。
  • ④きれいなパノラマ写真を作ることができる。

などです。

① 無料でダウンロードして、無料で使うことができます。有料プランなどもないため、安心して使い続けられます。

② インターフェイスで日本語を選択できるのはとても大きなポイントです。パノラマ作成ソフトは海外製が多いため、日本語で使えるフリーソフトはとても貴重です。日本語というだけで使いやすさが格段に上がります。

③ 使っている人が多いためなのか、ネットやYouTubeで検索するとたくさんの情報が出てきます。分からないことがあれば検索をして調べるといったことが容易にできます。

④ 最終的にきれいなパノラマ写真を作ることができます。歪みを補正したり、コントロールポイントを手動で指定する機能があるので、ずれの少ない写真に仕上げることができます。もちろんオート作成機能もあります。

下のパノラマ画像は、一眼レフカメラで撮影した複数枚の写真をHuginでステッチして作成したものです。

フリーソフトでこのクオリティなら十分だと思います。

次はHuginの機能を最大限に使う方法についてです。

その1 : 写真撮影はしっかりと

いくら優秀な機能が揃っているからといって、適当に撮影した写真を使ってしまってはきれいなパノラマ写真を作ることはできません。

歪みの小さい真っ直ぐなパノラマ写真を作るためには、材料となる写真をしっかりと撮影する必要があります。

例としては、三脚でカメラを固定する。ノーダルポイントを理解する。隣り合う写真の重なり部分(コントロールポイント)を考慮するなどです。

これらについては別途説明してるページがございます。このページの最後にリンクを貼っておりますので参考にしてみてください。

その2 : 一眼レフカメラと360度カメラ、どっちでもOK

一眼レフカメラと360度カメラのどちらで撮影した写真でも、Huginで編集することができます。

一眼レフカメラの場合は、主にステッチ(画像の繋ぎ合わせ)、三脚消しを行います。

このときにノーダルポイントが正確に出ていると、ソフト任せのオート機能でパノラマ写真が完成します。

360度カメラを使った場合、編集は必要ないと思われるかもしれませんが、写真に写っている自分を消すなどのことができます。

いろんな使い方ができるのがこのソフトの魅力です。

その3 : お勧め書籍あり!

この本は、ご自身もパノラマ撮影を行われているプロの写真家の方が書かれており、パノラマ作成についての基礎的な内容が記載されています。

先ほど述べたノーダルポイントやステッチの解説に加えて、Huginを使ってのパノラマ作成や三脚消しの方法についても書かれています。

パノラマ作成に関してはこの一冊があればOKだと思えるくらい貴重な一冊です。

かくいう私もこの本を読んでパノラマ写真を作れるようになりました。Huginでパノラマ写真を作ってみたいと思われている方にはとてもお勧めです。

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