【歴史と牡蠣の町】室津の漁港を歩く
兵庫県たつの市の沿岸部にある「室津漁港」。ここはかつて、天然の良港として栄えていた場所です。
しかし、その時代というのが奈良時代や江戸時代とかなので、今現在ここを訪れてみてもそのような面影はほとんどありません。
今はどちらかというと、風情のある静かな港町といったところでしょうか。歩いていてとても落ち着きます。
町中には民族館や資料館などがあるので、散歩がてらにこの土地の歴史を学ぶのも楽しいと思います。
また、無料駐車場や公衆トイレなど、町歩きの強い味方が多いのもGood!です。
とりあえず無料駐車場へ
町歩きと言ったらまずは無料駐車場でしょう!
ということで、町の一番西側にある駐車場を目指します。
道中の路地は狭いのでご注意を。
というわけで到着しました。私がいつも利用している場所です。
手前にある建物は公衆トイレです。ちなみに男女兼用。
町中に向かって
ここは町の中心から少し離れた場所にあるので少し歩きます。
海沿いを進んでいきます。向こうに見える建物は室津小学校。
貝堀の井戸という井戸があります。
この看板を見るたびに思うのですが、当時この道はまだなかったのでしょうか。看板の写真では井戸のすぐ前が海ですからね。
中はそんなに深くないです。底が見えます。
学校の前までやってきました。先ほど見えていた室津小学校です。
現在は閉校しており、Googleマップによると放課後児童クラブとなっています。
グラウンドでは子供たちが元気に遊んでいました。
町の入り口までやってきました。
が、ここは直進せずに、横にある石段を上ります。
神社境内から港方面へ
石段を上ると神社があります。賀茂神社といいます。
境内は広く、本殿も立派です。
この神社は小さな山の上にあるので、景色がいいです。
海側は晴れている。
港に到着
賀茂神社のあった山を下ると港に出ます。
今いる場所は湾の南側です。ここから湾の北側を目指して歩いていきます。
ちなみに漁港の全体はこんな感じ。
さすが漁港なだけあって、湾の内側に沿って漁船がぎっしりと並べられています。
町中へ
ここからは町中を通っていきます。
参道の奥に坂道が見えます。
どんな場所に出るのでしょうか。この道は初めてです。
とりあえず上ってみました。なかなかしんどい。途中、振り返り。
上りきると少し広めの道に出ました。
播磨灘とそこに浮かぶ島々が見えます。
カニもいた。
アカテガニというらしい(多分)。
はい、というわけでまた下りてきました。
たつの市室津主張所、この日は期日前投票が行われていました。
手前の石看板によるとここには姫路藩の宿舎があったみたいです。朝鮮通信使の方が利用していたようです。
室津ポリス。
魚介料理屋さん。
どれもおいしそう。
Googleマップのクチコミによると、お手頃なメニューもあるみたいです。
おうちの玄関先。クオリティー高い。
湾の反対側が見えてきた。日も差してきた。
湾の反対側に到着
ここまで湾に沿ってぐるっと歩いてきました。
こちら側にも漁船がたくさん並んでいます。
ロープやネットが積んであります。漁や養殖に使うのでしょうか。
カキのお店が並んでいます。今は時期的に閑散としていますが、シーズンになると大勢の人が訪れます。
殻いっぱい。
直売所。
上に見える橋は、山の上の国道から下りてくるための道です。
駐車場。
こちらも無料でトイレがあります。どちらかというと、こっちの駐車場がメインです。
戻ります
では、もと来た場所に戻るとします。
ちょうどここから見えますね。直線距離は近い。
漁は危険と隣り合わせですものね。どんな職業でも安全は第一です。
ネコ。人相悪い。
レトロな自販機。
戻ってきました。寄り道しなかったら20分ぐらいの距離です。
最後に
ここは結構スゴイ場所だったりします。
司馬遼太郎とかシーボルトのような人が来訪していたり、港町として1300年の歴史があったりします。
私はウィキペディアでこのことを知ったのですが、民族館や資料館に行けば、はっきりとした記録を見られるかもしれません。
またの機会に行ってみたいと思います。
それでは、ご覧いただきありがとうございました。